当院の治療コンセプトに「口は使い方がある」 という大事な考えがあります。
お口を誤って使っている患者様は非常に多く、その事がお口のトラブルの原因である事は多々あります。
「詰め物がよく取れる」「差し歯が折れる」「歯が痛くて受診したが、何もないと言われた」
「定期検診も欠かさず行き、歯を大切にしているが、歯がどんどんぐらついてくる」「歯並びが悪い」
「何度調整しても、入れ歯が合わない」それらのお悩みに対して、一つの考察があります。
- 歯は『力』で悪くなる
- その『力』は、患者様自身の『噛む力』である
- 患者様は日常的に噛み過ぎてる事に『気づいていない』
その事に気づき、患者様毎に歯を悪くする癖や兆候を丁寧に診断、分析をして「お口の使い方」を解説することで、お口のトラブル原因に対する理解が深まります。そして、お口の使い方が変わると削ったり抜いたりしなくても痛みが減少したり、頻繁に詰め物脱離を繰り返していた方が大幅に頻度を減らされたり、偏頭痛や肩こりなどの周辺組織の痛み(顎関節症)が緩和するなど、多くの成果を得ることができます。
ハピネスの考える最も効率の良い予防とは、患者様自身がお口のトラブル原因を正しく理解するという事です。 なぜならば、その原因は自身の生活習慣の中にあるからです(歯が自然に虫歯になったり、勝手にぐらついたりするわけではないのです)。何気ない日常の中で、歯磨きの仕方のエラーが虫歯や歯周病を引き起こし、かみしめや食いしばりなどの口の使い方のエラーが積み重なる事で、破折や詰め物脱離やお痛みとして認識されているのです。歯を管理するのも使うのも患者様ご自身です。治療が終わった時に、何故、お口のトラブルが起きたのか、その原因はどこにあったのか、何をどのように気を付ければよいのか、そこを明確にしておく事が、再発リスクを下げる事に繋がるのは、想像に難くありません。
生活習慣上の「力」のファクターは、呼吸、嚥下、咀嚼、姿勢、骨格、噛み合わせ、乾燥、癖、食生活、性格、年齢、職業、自律神経等多岐にわたります。これらの不調と、お口の状況はかなりの確率で連動します。最近だと、コロナ禍でのマスク装着に伴う不調(マスクシンドローム)も重要と考えます。
歯は虫歯や歯周病などのバイ菌だけでなく、「力」でも悪くなるという事を患者様に理解して頂くことは、 ハピネスの使命と考えています。是非、お耳を傾けて頂き、その効果を実感して頂ければと思います。
そもそも歯並びを悪くしない 『予防矯正』という考え方
老若男女すべての方において「お口の使い方」を正すことは、良好な治療結果を得るために有効な方法なのですが、中でも「乳幼児期」の方に対してこれらを行う事は、非常に効果的です。
なぜならば
この時期の『お口の使い方』が、その後の歯並びを大きく決めてしまうからです。
もちろん遺伝的要因や運が歯並びに影響を与えている事は事実ですが、大事なのは、それのみで決まっているわけではないという事です。
「人間には、環境に適応する能力がある」、言い換えると
『人間の身体は使ってる様に形ができてくる』
これって当たり前と思われませんか?わかりやすい例えで言えば
- 筋トレをしたら、筋肉や骨が発達して大きくなる
- 筋トレを止めたら、使わなくなった骨や筋肉は小さくなる
- 年配の職人さんの手はタコができてゴツゴツしてる
- 靴を履く文化がない裸足の人の足裏は角化して厚くなっている
このように、当たり前な事として人間の身体はそれぞれの環境に適応して形を作っています。
今の歯並びは、今のお口の環境、つまりは「今のお口の使い方の結果」なのです。
歯は『きれいに使えばきれいに並び、間違って使えば形が崩れる』
とするならば、「遺伝で歯並びが悪いみたい、運が悪かった、しょうがないこと」「歯並びが悪いから矯正治療する」という、従来の考え方よりも
「歯並びが崩れないように、管理予防していく」
ではないでしょうか。
ハピネスにて、この「予防矯正」という考え方を
可能にしているには2つの理由があります。

1つ目は前述した「お口の使い方 一般編」に記載しました通りです。長年にわたり「歯」だけでなく、口や顔貌、周辺組織に留まらず、生活習慣や患者様の知識量や考え方にまで及ぶ「お口の使い方(力)」に着目して日々の診療に臨んできたことで、お困りの事はもちろん、患者様が自覚されていない癖や痛みまで読みとり、解説するノウハウが蓄積されています。
2つ目は当院の採用している「小児矯正」システムがあります。詳細は「小児矯正」のページを確認して頂きたいと思いますが、小児における、マウスピース型の矯正治療は「筋機能矯正」と言います。この治療の基になっている理論を、「バクシネーターメカニズム(頬筋機能機構)」と言います。皆様が当たり前と思っている歯の位置は、周辺組織の「力の均衡」により位置づけられているというものです。具体的に歯を動かす力は、舌、頬粘膜、口唇等からの押す力となります。歯の位置だけでなく、顎の位置や形も、これらの力の影響を大きく受けています。
当院での解釈では「筋機能矯正」は直接的に「マウスピースが歯に力をかけて動かす」というよりは、「歯を今の位置に定めている舌や口唇等の力のバランスの不均衡をマウスピースを入れて改善する」という間接的なものと考えます。
その他の矯正治療(装置から歯に直接的に力をかける)と比較して一見回りくどいように感じますが、この方法が持つ優位性があります。
それは「原因除去療法」であるという事です。
結果や症状に主眼を置いた治療を「対症療法」と言います。幾つか例えますと
- 「歯を磨かない」
- 「慢性的に肩の筋肉を酷使」
- 「水道の蛇口ひらいたまま」
- 「虫歯になる」
- 「肩こり」
- 「床が水浸し」
歯を磨かなければ、治療しても虫歯になりますし、肩こりの原因の行動を止めなければ、肩を揉んでもきりがありませんし、水道の蛇口ひらいたまま、床を拭きませんよね
「原因を除去する」という事は「再発リスクを下げる」という事です。
- 「口の使い方を誤る」
- 「歯並び、顔貌が崩れる」
大人の時期の矯正であれば、対症療法的なアプローチが最適と考えますが、成長期であれば、生え変わり等で普通の事として歯は動いてきます。目先の結果にとらわれず、歯並びが綺麗に並ぶ環境を整える事が肝要であると考えます。
- 「口の使い方を正す」
- 「歯並び、顔貌がきれいになる」
「予防矯正」における、治療ターゲットは「周辺組織」であり、
「歯」は結果的にきれいな位置にきます
-
「予防矯正」 に取り組む際、具体的な内容や対象者、期間、費用はどうなりますか?
現在は 特別なコースとしては扱っておりません。基本的には来院された全ての患者様に対して、初診時に「お口の使い方」を誤っていないかを踏まえて診断しています。その中で、子供の成長に関わる方(小学生以下のお子様を育てている方や、妊婦さん、仕事で育児に関わる方)を中心に「予防矯正」としての考え方や情報提供、管理の仕方をご説明しております。
期間に関しましては、最初の説明のボリュームが非常に多く、検査を含めると60分程かかります。虫歯や歯肉炎など別のお困りごとがある方は、一度で説明しきることは、時間的にも、理解度的にも困難です。おおよそ、治療と同時進行で3回が目安となります。その後は、定期検診時に発育状況を管理させて頂き、今後の予測と現状でできる事の提案、マウスピース矯正開始の時期の打ち合わせなどを行います。矯正開始となりますと、費用が発生致します。
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妊婦さんや、仕事で育児に関わる方が対象の理由は?
妊婦さんに関しては、とても重要な情報提供になると思います。なぜならば、生まれてくるお子さんが「うまくお口を使えるようになるかどうかに、授乳はとても影響する」からです。授乳のさせ方や効果は是非お伝えしたいところです。
仕事で育児に関わる方は、「予防矯正」の考え方は、健康管理にも活用できるのではと考えます。一度、説明を聞いて頂ければ、お子様の顔の見るポイントがわかるようになると思います。 -
「予防矯正」に取り組めば、絶対歯並び崩れない?
絶対には困難であると考えます。理由は2つあります。
1つは遺伝的問題、もともとの歯の位置が通常と大きくちがっていたり、先天的に歯が欠損していたり、癒合していたり、本数が多かったりとそれらの影響は免れられません。もう1つは、積極的にトレーニングを課すには低年齢過ぎな事があげられます。結果が直ぐでるものではないので、長期間管理していくには手間やストレスのかからない範囲にとどめる事が有効と考えます。
歯並びは遺伝的要因の強い出生時から、管理終了の小学校卒業頃も成長期の最中であるため、「未完成」であることが前提になりスタートもゴールも曖昧さの中でのアプローチとなります。
当院の考え方としては、「予防矯正」のスタンスは、まずは日常生活の中の歯並びを悪くする要因を理解し、排除、回避する事で健やかなお口が自然と出来上がることを狙っています。そして、6歳頃を目途に、マウスピース矯正を開始したお子さんは積極的にトレーニングを行います。矯正に移行しなかった方も「予防矯正」の視点から、管理、アドバイスを行っています。現実的な管理目標は「少ない労力で、手間やストレス、費用を極力抑えてきれいな口元を目指し、本格的な矯正治療になる可能性を下げる、矯正治療になったとしても程度を下げる」といったところになると思います。
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マウスピースでの矯正をするか悩み中
まずは、お気軽にご相談をして頂ければと思います。過去の症例の中から、類似症例を用いて予測診断致します。開始するタイミングはお子さんの性格や、季節、家庭環境等で違ってきます。タイミングを逃すと、効果が出にくくなったり、適応外になる事があります。気になっているのであれば、ご相談はお早めにお済ませ下さい。
分析、診断を聞かれた後で「マウスピース矯正」を開始するか
迷われる場合は、必ずご遠慮する事をお勧めします。「マウスピース矯正」はとても、いい治療法です。低価格、短期間である程度(患者様が満足される位)には歯並びを対症療法的にではなく原因除去的によくするだけでなく、鼻や口元の形態も整える効果や、鼻呼吸を促す事による全身的な好影響も現れます。
しかし、1つだけ、大きな弱点があります。それは
マウスピースを入れなければ効果はでない!
この当たり前の事実が、治療していく上で常に立ちはだかります。では、マウスピースを入れる人と入れない人の違いは何かと申しますと、単純に「モチベーション」の問題です。親御さん、お子さん双方が「絶対、歯並びきれいにしたい!」と高いモチベーションで臨まれた方は、こちらの想定した以上に早く結果がでて大変喜ばれます。逆に、開始してみたものの、嫌々取り組み、一向に装着時間が増えてこない、やる気が見えてこない方は、いつまでも終わらない負の連鎖にはまり込んでしまいます。
迷われている方が、開始してみて、上手くいく事ももちろんありますが、モチベーションは低い事が多いいので、辛い治療になる事が予想されます。親御さんが納得されたタイミングや、お子さんが望まれたタイミングが最適なタイミングとなります。
モチベーションに関しては「お子さん自身」と「親御さん」双方に要求されます。
お子さんのモチベーションの有無は前提条件です。やる気のあるお子さんのみが治療対象になります。親御さんのモチベーションの有無は成功条件です。お子さんのモチベーションは持続しないのが当たり前です。親御さんが長期的かつ理性的にお子さんのモチベーションを管理できなければ、成功率は低下致します。実際、当院では、マウスピース矯正を開始するかどうかの判断の際は、親御さんのモチベーションの方を重視しています。お子さんのモチベーションが下がっても、上げる事はできますが、親御さんのモチベーションを上げるのは困難です。結果が出る前に親御さんが崩れると挽回は非常に困難です。以下に親子双方のモチベーションと治療効果の関係性の表を挙げます。
親子のモチベーションと効果の関係
親モチベーション 子モチベーション 効果 例(綺麗にしたい)
(綺麗にしたい)
(するか悩む)
(綺麗にしたい)
(興味がない)
(綺麗にしたい)
(綺麗にしたい)
(どちらでもよい)
(するか悩む)
(どちらでもよい)
(興味がない)
(どちらでもよい)
(綺麗にしたい)
(やりたくない)
(するか悩む)
(やりたくない)
(興味がない)
(やりたくない)
赤線より上の方が治療対象となります。
こちらを、参考に親子間でしっかりお話し合いをされた上でご判断されて下さい。 -
マウスピース矯正治療の通院期間と来院頻度はどうなりますか
通院期間は、患者様が満足されたら終了が基本ですが、後述する「後戻り」の管理を踏まえまして小学校卒業までが目安となります。
来院頻度は、治療の成功率に大きく関わる「モチベーションの維持」にとても大切です。-
ⅰ)スタート直後~3か月
治療の成否を決める、非常に大切な期間です。1~2週間に一度を目安に来院して頂きます。マウスピースの入れ方や時間のアドバイスをさせて頂き、最短で効果がでるように最大限頑張って頂く時期です。モチベーションは大抵の方が、スタートがピークで後は下がりますので、ここがいきなり天王山です。この時期に結果を出せますと、モチベーションがキープしやすくなり、その後もスムーズに進みます。この期間に、しっかり取り組めない方は、今後も辛い治療になると思います。余りに取り組む姿勢がみえなければ、中断のご相談になる事もあります。
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ⅱ)開始から3か月から1年間位
月1~2回の来院が目安です。引き続き動くべき歯が動く時期です。モチベーション的にも、何とか下げずに乗り切りたい時期です。この期間に、患者様が満足される所まで並べるのが、一般的な目標となります。この期間の目標は「習慣化」です。「帰宅したら手を洗う」、「寝る前に歯を磨く」などのように、「~する時はマウスピースをくわえる」が、当たり前になっていると、成功率が高まります。
-
ⅲ)開始から1年以降
このころになると、歯の動きも小さく、モチベーション的にも、かなり低くなります。「習慣化」できているかどうかが問われる時期です。歯並びも改善し、「習慣化」できている方は、3か月に1回確認に来て頂き、後戻りしてないかなどを管理しつつ、終わるタイミングをご相談していきます。結果が思わしくない方は、治療計画の見直し、ゴール設定の変更を検討しつつ、モチベーションの再注入をお願いしていきます。来院頻度も月1回をお勧めしておりますが、モチベーション的に困難な事が多いです。
※矯正期間は最低でも10ヶ月~1年はかかります。
※このスケジュールが確保できない方は、マウスピース矯正の適応外となります(Q4参照)
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マウスピース矯正の適応(得意、可能、不得意)はありますか
得意なケース
- 受け口(反対咬合)
- 前歯咬んでない(開咬)
- 上下の歯が反対(クロスバイト)
可能なケース
- 歯がガタガタ(軽度叢生)
- すきっぱ(正中離開)
不得意なケース
- 顎が小さいかつ、歯がガタガタ(重度叢生)
- 6歳臼歯の位置が悪い、生えてこない(臼歯部位置異常)
「得意なケース」に共通するのは、舌癖による典型的な、不正咬合です。小児矯正は歯科医院ごとに考え方、方法はたくさんあり、全ての症例にマウスピース矯正が最適とは言い切れませんが受け口の治療に関しては、舌に下顎が押されて突出している事に起因する場合が多く、歯の位置が悪いというより、上下の顎の位置関係が悪い為に起きます。マウスピースで舌の動きを修正すると、治るケースが多いです。
「可能なケース」は概ね上手くいきますが、たまに、きちんと入れられていても効果の弱い方がいらっしゃいます。
「不得意ケース」の重度叢生に関しては、治療の効果はありますが完全にきれいに並ぶ所まで行かない事があります。寧ろ変化量は大きいので効果がわかりやすく、満足される方もいらっしゃいます。マウスピースのみで完結はせず、大人になってからの矯正治療の可能性は残りますが、マウスピース矯正で原因を排除して発育環境を整える事で、後の治療難度を下げる事が期待できます。
6歳臼歯の位置異常も、この時期の大事な管理ポイントになりますが、理論上はいい影響が考えられるのですが、現実的には治療効果は低く、マウスピース矯正の適応外と考えます。※他の矯正器具の使用について
当院ではまず、原因除去としてマウスピースでの矯正をお勧めしております。
その後、マウスピースのみでは結果が出づらいと判断した際には、追加の装置(別料金)を用いる事があります。 -
治療を中断したらどうなりますか
自己都合でご連絡なく中断された方への、一切の責任を負いかねます。
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大人のマウスピース矯正との違いは何ですか
近年では、目立ちにくい、歯のお手入れがしやすいなどの利点を持つ大人のマウスピース矯正(インビザライン・ギコウアライナー等)も普及してきています。これらと当院にて行うマウスピース矯正は異なります。前者は「歯」に力をかけて歯を動かします。後者は「歯を動かしている周辺組織の力のバランス」を正して歯を動かします。ゴール設定、期間、費用等も大きく異なります。
ギコウアライナー
子供マウスピース
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マウスピース矯正した後に、後戻りしますか?
そもそもの話としまして、「歯は動くもの」です。
矯正治療とは、歯医者さんが知識と技術で意図的に動かすわけですが、成長期であれば、歯が抜けたり生えたりでも動きます。成人の方も微小過ぎて自覚はないですが、日々動いています。前述しました通り、「歯は力の均衡」で位置が規定されます。皆様の歯が大きく動かないのは、今の歯の位置で力が折り合っているからです。矯正治療等で一時的に歯を動かしても、その位置が力の均衡する位置から離れているので、均衡する所に戻ろうとする力が働きます。
これを「後戻り」と言います。
そのため、矯正治療一般として、治療後に後戻りしないように、歯を固定するワイヤーを貼ったり、固定の為のマウスピースを使用し続けます。これを「保定」と言います。
当院でのマウスピース矯正において、後戻りに対する考え方は、「お口の使い方」が定着したかどうかの指標と考えています。理想的には原因である「お口の使い方」を正すことで、歯並びのきれいな位置で力の均衡をさせ続けたいのですが、現実的には「お口の使い方」自体も流動的な面を持ちマウスピースを外すと、元の使い方に戻ろうとしてきます。それでも、対症療法的矯正治療よりは後戻りしにくいとは考えます。
実際の運用では、並びが予定の位置まできましたら、装着時間を減らしていきます。そこから、歯の位置や顎の位置が崩れてきたら、マウスピースを入れてた時と違うお口の使い方をしていることを注意し、また装着時間を増やし確認をさせます。
「マウスピースを入れてない時に入れてる時と同じお口の使い方をする」
「マウスピースは、お口の使い方を覚えるためのトレーナー」である。
この考え方をご理解して頂くことも、成功率を高める重要なポイントになります。ちなみに、「保定」に関しては、上記の理由(指標である)と成長期であり歯が動く事自体は自然な事である、治療の目的はあくまで、「お口の使い方を正し、結果、歯並びもきれいになる」というコンセプトである事を考慮致しまして、行わないことを推奨しておりますが、効果が出にくい方は、後戻りからのリカバリーが困難なため、保定を行います。